他のデータの図面をコピーして貼り付けたら線や文字がぐしゃっと中央に寄ってしまった!なんてことがJwCADでは起こります。JwCADの実務の現場でもよく聞かれる現象ですので想定される原因と対処方法をいくつかお伝えしようと思います。
他データの図面からコピーして貼り付けがうまくいかない時の原因
コピーして貼り付けがうまくいかない原因と対処方法をいくつかあげてみます。もしかしたらこの方法で解決できるかもしれませんのでぜひ試してみてください。
コピー元の図面データの縮尺が混在している。
コピー元のデータが複数レイヤーグループで異なった縮尺を使用していると貼り付けがうまくいかないケースがあります。
特に多くみられるケースで注意が必要なのが「図面枠の縮尺」です。
JwCADの作法的な部分で、例えば図面自体はS=1/100でかかれているのに図面枠は【最後のFグループ、Fレイヤー】に【縮尺S=1/1】に作図する人を多く見かけます。
このデータをS=1/100と設定した1つのレイヤーグループに貼り付けようとすると複数の縮尺の図面がまとめられてしまい線と文字が中央によってしまう現象が発生します。
図面枠に限らず、詳細図や部分図などレイヤーグループに複数の縮尺が使われいる場合も同様です。
貼り付け時の【作図属性】の設定がはずれている
コピー貼り付けを行う時には【作図属性】の設定が必要です。
作図属性は貼り付け作業をしている時にメニューバーの中の【作図属性ボタン】から設定することができます。
特に【作図属性メニュー】のなかの【文字も倍率】にチェックが入っていないケースが多く見られます。
他データの図面からコピーして貼り付けがうまくいかない時の対処方法
コピーした図面の貼り付けがうまくいかないときは下記の対処方法をまず確認してみてください。
①【作図属性】が適切に設定されいるかどうか
特に【文字も倍率】、【点マーカーも倍率】にチェックがはいっていることを確認しましょう。
② 貼り付け元のデータに複数の縮尺が使われていないか
レイヤーグループごとに複数の縮尺が使われていると貼り付けがうまくいきません。
コピー貼り付けの前準備として【貼り付け元のデータ】と【貼り付け先のデータ】で縮尺をそろえておくと作業が滞りなく行えると思います。
③ 事前に縮尺の整理を行ったか
複数のレイヤに複数の縮尺を設定しないで1つのレイヤに図面を貼り付けたい場合は事前に元データ側で準備が必要です。
【貼り付け元となるデータ側での作業】
貼り付け元のデータ側で事前に縮尺を整えます。縮尺変更ボタンを押したら貼り付ける図面が入っている複数のレイヤを同じ縮尺に変更します。この時、縮尺変更メニューのなかの【縮尺変更時【図寸固定】】にチェックを入れます。そうすると一つのレイヤグループに同じ縮尺の図面として設定することができます。
この縮尺調整を行ってから最新の図面へ貼り付けるとうまく進むケースが多いように思います。

コピーアンドペースト、図面の貼り付けがうまくいかない時に試してみてください
『トラブル解決』に役立つJwCADの操作方法・設定方法



JwCADを使っているなかでよくあるトラブルの
解決策が書いてある記事をまとめました。
スムーズなトラブル解決に役立ちます!
JwCADと建築図面の作図手順が学べる練習図面シリーズ



JwCADの基本操作と建築図面の作図手順をまんべんなく練習できるオススメの練習図面です。テーマごとに小分けになっているので独学や研修課題用にも使いやすい構成になっています。






